株式会社清和物産



腰 痛 の い ろ い ろ




 

主な腰痛
  内臓の病気によって起こる腰痛もありますが、
腰椎やその周辺の異常が原因で起こる腰痛の主なものは次のとおりです
  ・ 骨に障害があっておこる  変形性脊椎症、骨のがん、骨や骨髄の炎症、脊椎・骨盤などの外傷、骨がもろくなる骨粗しょう症など
  ・ 脊椎とその周辺の神経の痛み  腰椎椎間板ヘルニア、脊髄のがんなど
  ・ 椎間関節に障害があっておこる   脊椎分離症、脊椎すべり症など
  ・ 腰の筋や筋膜に障害があっておこる 腰部筋(疲労)性腰痛など


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骨の老化
 脊椎はふつう28〜30個の椎体という骨で形成されています。
 椎体と椎体の間は、椎間板という弾力のある線維性の組織や柔らかい髄核でできたものがあって、全体の回転性や屈折性保っています。
 ほかの関節と同じように、骨の老化は、先ず関節の軟部組織である椎間板におこります。老化にともなって椎間板の水分が失われ、弾力性がなくなって薄くなると、椎体と椎体が圧迫しあって変形してきます。これが腰部変形性脊椎症です。
 椎体の変形で多いのは、ふちがとがって突き出てくる骨棘形成です。椎間関節にもゆるみが生じるなど不安定になり、周囲の靭帯や筋を傷め、神経を刺激して痛みが起こりやすくなります。
 いずれも痛みは慢性的に徐々におこってきます。


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 ギックリ腰
若い人にもよくおこります。からだを支える腰部の脊椎は、椎体の背中側に負担がかかりやすい形になっているため、椎間板が圧迫されて亀裂を生じ、底から内部の髄核がはみ出して、脊髄神経や、枝分かれした神経根にふれて激しい痛みをおこすのです。 
重いものを持ったときや、不自然に腰をひねった時などにおこりやすいもので「ギックリ腰」といわれます。
 痛みの初めは激痛で動けないほどですが、多くは10日もすればやわらぎ、あとは慢性的に腰痛が繰り返されるようになります。腰椎付近の神経を圧迫して、腿や下肢に弱いしびれ、痛みをともなうこともあります。


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女性に多い筋性腰痛
 年齢にかかわりなく腰痛になる女性は多いのですが、X線で腰椎を調べても異常がみられない場合は、筋(疲労)性腰痛のことが少なくありません。
 からだを支える腰椎の周りには筋肉や靭帯が発達していますが、女性の場合は、男性に比べ弱いので、筋疲労が原因の腰痛をおこしやすいのです。
 とくにハイヒールをはくと、爪先立ちで歩くので、腰への負担が余分にかかり筋性腰痛をおこしやすくなります。
また、妊娠時や肥満女性は、からだが反り気味になるので、腰への負担が多く、腰痛の原因になります。


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 日常の注意
急に腰痛が起こると痛みでからだを動かせないこともあります。
この時はまず安静にして、痛みが少しでもやわらぐのを待って、病院で診てもらいましょう。
 ・ 寝る時・・・・  寝具は体が沈むような軟らかいものより、硬めのほうが腰を傷めません。
 また、腰の下の尾骨に届くくらいのところに座布団か薄い枕をあてがうと、腰への負担が少なくなり、痛みがやわらぐことがあります。人によって、痛みがやわらぐ座布団の位置が違うので、確かめながら試してみるとよいでしょう。 
寝るときは最もラクな姿勢がいいのですが、長時間同じ姿勢で寝ていると痛みが加わったり、動くときに激しく痛むことがあるので注意します。
 ・ 起きている時・・・・ 椅子に座るときは、できるだけリラックスした姿勢がよく、ソファに深く腰掛けたり、背もたれから離れて中腰で長時間デスクワークをすると、腰の回りの筋肉疲労を招いて腰痛がひどくなることがあります。
自動車の長時間の運転などのさけたほうがよく、また通勤電車でたったままでいると、痛みがひどくなるので注意しましょう。 女性の場合、腰痛があったらなるべくハイヒールをはかないほうがよいでしょう。


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家庭でできる治療
 腰痛の原因には色々なものがあり、自分で決め込んで治そうとすると、誤ってかえって症状を悪化させないともかぎりません。
 一度は専門医(整形外科)を受診して、家庭でできる療法についても、医師の指導を受けることが大切です。
家庭では以下のような治療法などが主におこなえます。
・ 医師の支持による薬の服用
・ 温シップを腰にあてたり、入浴などで腰部を温める温熱療法
 (急性期は冷シップがよい場合もあるので、冷温療法については、医師の指示によること)
・ 腰の回りに巻いて腰椎の動きを押えるコルセット
・ 腰の回りの筋肉や腹筋を鍛えて腰椎をしっかり支えるための腰痛体操



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