株式会社清和物産






〜 Part 3 〜

細長く切る事をなぜ「せんろっぽん」?
 大根を細長く切るきり方を料理用語で「せんろっぽん」といいます。
いまは、一般に「繊六本」とか「千六本」と書いたりしますが、もともとは 「繊蘿蔔(せんろほん)」のこと。

 「繊」とは、細かく切ったの意で、「蘿蔔」は中国語で大根のことです。

つまり、細かく切った大根のことを、「せんろほん」と言っていたのが、線状に、あるいは繊維に沿って細かく切ることの意と合わさって、しだいに 「繊六本」 「千六本」へと転じたものです。

 最近では、線のように細かく切るの意と混同されて、「線切り」などといった用語も、料理の本に見かけることもありますが、これはやはり間違いで、「千切り」か「繊切り」と書かなければいけません。

 また、昔から大根おろしは首のほうを使うもので、しっぽは煮物に、と言われていますが、これにも理由があります。
 というのは、苦味の成分である窒素化合物が、しっぽのほうによけいに集まっているからです。

 また、大根はなるべく太いものがいいと言われるのも、細いほうにたくさんこの成分が集まっているためです。




グレープフルーツとなぜ呼ぶ?
 グレープといえば「ブドウ」のこと。もちろん、グレープフルーツとブドウとは何の関係もありません。
 この名前の由来は、その実のつき方が、ブドウの房を連想させるところからきたものなのです。

 グレープフルーツは、一本の枝にたくさんの実がかたまって生育します。これを離れたところから眺めると、グレープフルーツの木に大きなブドウの房がいくつも下がっているように見えるのです。

 そこで、「グレープフルーツ」と名づけられたというわけです。





ダイダイという呼び名の由来は?
 お正月に床の間に飾る鏡餅の上にのせるダイダイ。
代表的な縁起物の一つですが、この名の起こりはダイダイのおもしろい性質に由来しています。

 ダイダイの実は、冬になると熟して黄色くなりますが、そのまま取らないでおくと、4月ごろには色が変わってもとの緑色にもどります。 その実をまた、そのままにしておくと、翌年の冬にはまた、黄色くなるのです。

 こうして、実が木にある間、年々色変わりを繰り返すのです。
そこで、代々、色変わりを続けるという意味で、「ダイダイ」 という名がついたのです。

 ダイダイは漢字では 「回青橙」と書きます。ダイダイをお正月の縁起物として使うのは、その何度も 「回青」 を続けるところに、永遠に生命や家が絶えることなく続く姿を重ねてみたのでしょう。

 なお、ダイダイの寿命は約3年。 つまり、3度は色変わりを続けます。
 





フルーツ・ポンチのポンチとはなに?
 フルーツ・ポンチの「ポンチ」、ちょっと意味のとれないことばですが、これはもともとは 「パンチ」という飲み物からきているのです。
  「パンチ」には、ヒンズー語で 「五」 という意味があります。
 「パンチ」は、インドで作られたカクテルの名前で、五種類の材料を混ぜ合わせたところからつけられたものです。

 五つの材料とは、一般には、水・砂糖・酒・レモンジュース・スパイスとなっています。

 このカクテルの名にフルーツを冠して 「フルーツ・パンチ」、それが変化して 「フルーツ・ポンチ」となりました。
パンチ風の甘い飲み物に、フルーツをたくさん入れたもの、といった程度の意味です。





ビフテキの名前の由来は?
 洋食というとビフテキ。 このビーフステーキの はしり は、1700年代の初期のイギリスにおいてだといわれています。

 その頃、ロンドンには多くのビーフステーキ・クラブが生まれ、とくに コヴェント・ガーデン劇場を会場とするクラブは、当時の上流社会の名士をたくさん集めていたので、この料理は一躍世界的料理となってしまいました。

 日本では、ビーフステーキのことを「ビフテキ」 とか 「テキ」 などと言いますが、これは勝手に日本人がビーフステーキを縮めたものではなく、これはフランス語の bifteck (ビフテック) のなまったものだといわれています。

 イギリスで生まれたビーフステーキがフランスにもおよび、これが日本にも伝えられ、「ビフテキ」 となったものなのでしょう。

  なお、「ステーキ」は、北欧語の焼肉を意味する、steik(ステイク)からきているといわれています。





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