株式会社清和物産






Part  2 〜 汗・皮膚感覚 〜



◇  汗  ― 熱を放散する大切な体温調節

周囲の温度が高い時や、運動などでカラダの中が熱くなった時、体外に熱を逃がす為にでるのが汗です
この汗によって、体温はいつも一定に保たれています
汗のい・ろ・い・ろ 〜
   ◆ 汗の成分 ・・・  99%以上が水で、残りは塩分、乳酸、タンパク質成分。
   ◆ 汗の場所?? ・・汗は真皮内に存在し、表皮が変化してできたエクリン腺という汗腺でつくられます。
   ◆ 温熱性発汗 ・・気温の上昇など環境による刺激
            顔、首,胴lなど、全身にかく汗。 生理現象として起こるもの
  ◆ 精神性発汗 ・・極度の緊張、神経質なひと
            主に顔、手のひら、わきの下、足の裏にかく汗で、あぶら汗といわれるもの
   ◆ 味覚性発汗 ・・酸・辛味などの強い刺激
            顔面にみられる汗で、辛いカレーなどを食べた時、一気に吹き出す





◇  皮膚感覚  ― 触覚、圧覚、痛覚、冷覚、温覚

皮膚には、触覚、圧覚、痛覚、冷覚、温覚の五つの感覚を感知する受容器があります
刺激を受けた受容器は、感覚神経を介して大脳皮質に情報を伝え、痛い、冷たい、等の感覚が生じます
皮膚感覚・・ 〜
   ◆ 触覚 ・・毛根の周辺に分布していて最も敏感な受容器で、皮膚にものがふれると、その感触を感知します。
    ◆ 圧覚 ・・軽い圧力と強い圧力に反応する二種類の受容器があり、皮膚に加わる圧力を感知します。
    ◆ 痛覚 ・・痛みを感じるだけではなく、強い刺激に対しては、反射的によける防衛反応をおこします。 末端の神経が痛みを感知します。
   ◆ 冷覚 ・・・   皮膚温度の下降を感知し、冷たいものにさわると反応します。
   ◆ 温覚 ・・・   皮膚温度の上昇を感知し、熱いものにさわると反応します。


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