おしゃれのためよりも 健康のために
肥満予防は、一生を通じての大テーマ。
太り気味の子供たちは、殆どが食事が不規則。 そして間食が多いのが共通した生活習慣です。 あまり体を動かすことなく、テレビなどを見ながら、なんとなくジュースを飲み、スナック菓子を袋ごともって食べているパターンが多いようです。 これでは、胃が休まる間がありません。 |
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そのうえ、ジュース類には多くの糖分、スナック菓子にはたっぷりの塩分に油分が含まれています。 そこへ運動不足が加わると、まるで肥満の実験・・・・・・。 子供のうちから、生活習慣病を奨励しているようなものです。 間食は消化の良いものを少なめに・・・。 |
太る元は食べ過ぎだから、とにかく食事をひかえめに、というのは結構です。でもそれが一食抜くとなると問題です。 時間がないからといって、つい朝食を抜く若い人が多いようですが、これはダメです。 朝食は夕食から、かなり時間があいています。 |
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ここで、毎日きまった食事が入ってこないとなると、からだは防衛のために脂肪などを溜め込むようになるのです。 だからかえって太る元。規則正しく一日三回、変化に富んでバランスのとれた食事を心がけましょう。 量や質を落とすなら、朝食より、夕食を。 |
体重を身長との関係でとらえて、肥満かどうかを決めるのは昔の方法です。体重はそのままでも、体脂肪率が高ければリッパな肥満。 体脂肪率計で測ってみて、30代・40代の場合、男性なら 25%以上、女性なら 30%以上は肥満です。 |
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外見上、特に太って見えないのに、体脂肪率が高い、いわゆる 「隠れ肥満」 は、内蔵のまわりに脂肪がついたタイプで、皮下脂肪タイプより問題が大きいのです。 特に、脂肪肝、肝炎、肝硬変、糖尿病、高血圧、高脂血症 になりやすいので、早めに予防と対策が必要でしょう。 |
肥満を防ぐポイントは食事と運動。あまり食べないのに太り気味になる中年以降の人は、やはり運動不足の影響が大きいようです。 そこでおすすめは、脂肪をよく燃やす 有酸素運動。 これはタップリ酸素を取り入れながら、あまり強くない強度で、長い時間するところに特長があり、効果もあります。 |
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ガンバリ世代の人たちは、ついついハードにがんばりがちですが、ゆっくり長くすることを忘れないで下さい。 息切れするほどハードだと、脂肪ではなくグリコーゲンが燃えるので、肥満予防にはなりません。 |