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| コレステロール値が高くてもほとんど自覚症状はありませんが、なかには外からでもわかる症状が現われる場合もあります。 |
| 例えば、手の甲や皮膚に黄色腫（おうしょくしゅ）といわれる塊ができたり、アキレス腱にコレステロールがたまり、通常なら薄い腱が、外から触ってもわかるぐらい厚くなる、などの症状です。 |
| 一般的には無症状の人が多く、健康診断で発見されるケースがほとんどです。 自覚症状がないと、ついほうっておきがちですが、コレステロール値が高い状態が長く続くと、いずれ命にかかわる病気になる大きな要因をつくることになります。 |
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血液に含まれるコレステロールの量が多くなると、行き場のない余分なコレステロールが血管壁に付着して、血管の内腔を狭くし、血管自体をもろくしてしまします。 いわゆる 「 動脈硬化 」に陥るわけです。 |
| 動脈硬化が、狭心症や心筋梗塞を引き起こす原因になることは、よく知られています。 心臓自身に酸素や栄養を与えている冠状動脈が動脈硬化を起こすと、血管が詰まって、酸素や栄養を送ることが出来ず、命にかかわるような発作を起こします。 |
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「 高コレステロール」 と言われたら、動脈硬化から狭心症や心筋梗塞などの重篤な病気を引き起こさないよう、食生活の面などで改善し、気をつけていく必要があります。 |
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